かじさんのエアライナーモデリングルームへようこそ

Modelling

日本エアコミューター YS−11
Vol.6

 塗装に入ります。
 グレ−サフ→ホワイトサフ→白の順で基本塗装をした後、尾翼のレインボーカラーを塗ります。
 まずは黄色から塗ります。
 Mrカラー58番の黄燈色に黄色を混ぜたもので、JASの黄色よりも黄色を多く混ぜて鮮やかにしてみました。

 次はオレンジです。
 これは59番オレンジに赤を混ぜて作りました。 

 最後はブルーです。
 最初、65番インディーブルーに青を混ぜて塗ってみたのですが、どうもイメージと違うので、もうちょっとくすんだようなブルーはないかと探したところ、322番のフタロシアニンブルーが良さそうなので塗ってみました。
 

 機首のレドームは原色の黒、ウィンド・シールド前の黒い部分(なんていうんだ?)をカウルブラックで塗りました。
 

 緊急脱出経路も塗装しました。 

 主翼前縁及び尾翼の凍結防止の黒い部分や、エンジンナセルの銀色の部分を塗装して、塗装完了。

 デカールはハセガワのデカールを元に作りました。
 1/144→1/72なので2倍に拡大しましたが、驚いたことに窓のピッチがほとんどピッタリでした。
 ハセガワのデカールもバンダイのキットも案外正確だということですね。
 ルリーは雑誌からスキャナーで取り込みましたが、色が薄かったので青と赤の部分のみ色を入れてあります。
 JACのラグビーボール型のマークはハセガワのキットの箱から取り込み、青い部分のみ色を入れてあります。
 今回は下地がすべて白ということもあり、インクジェット用のデカールを使いました。
 

 デカールを貼りました。
 デカールの表面保護のために吹いたクリアが厚すぎたのか、ところどころシルバリングを起こしていましたが、この後のクリア塗装で消えるだろうと軽視したのが悲劇の始まりでした。
 

 胴体上部の衝突防止灯を作ります。
 まずは直径2ミリ程度の透明プラ棒を用意します。

 先端部分をヤスリで細く削ります。
 

 適当な長さにカットして、取付のための真鍮線を差し込み、先端部分をコンパウンドで磨いてクリアレッドを塗ります。
 

 下半分をシルバーで塗って取り付けます。
 台座の部分は下地の段階でエポキシパテで作っておいたものです。
 

 アンテナはプラバンです。
 少し大きすぎたか・・・

 クリア塗装、研ぎ出し、コンパウンド磨きまで一気に進め、最後につやを消したい部分につや消しクリアを吹き付けます。
 最後に塗るということはコクピットなどのデカールを貼った部分にもマスキングしなければならない訳で、マスキングテープを剥がしたときにデカールも剥がれてしまうという危険があり厄介なものです。
 そこでこのような部分には不要になったデカールでマスキングすると良いです。
  

 塗装する部分は小さいのに全体をマスキングするのが大変です・・・

 塗装が終わったところで小物の工作をします。
 タイヤはツルツルで72の割には実感がないので、リューターに取り付けて粗めのヤスリで削ってミゾを彫ります。 

 主脚パーツの差し込み部分はプラだと折れてしまう恐れがあるので、真鍮パイプに置き換えました。

 ギヤパーツを取り付けました。
 心配していた前脚と主脚の高さの違いもなく、調整もほとんどしなくて済みました。
 ここへきて(ホビーショー2週間前)の足回りの修正はかなりツライものがありましたので・・・

 胴体下部に付いているレトロなADFアンテナの支柱は0.5ミリプラバンと真鍮パイプで作りました。
 

 アンテナ線は0.25ミリの洋白線です。
 素材がプラのため簡単に折れてしまうので取扱注意です。
 

 ワイパーは伸ばしランナーで作りました。
 少しオーバースケールですが、こういう小物は大きいくらいの方がちゃんと付いてるなとすぐわかるので良いと思います。(小さく作れない言い訳ですけど・・・)

 ドアノブは外側に出っ張っていて結構目立つので、真鍮線で作りました。

 ここで大問題が発生!
 デカールのシルバりングが一番ひどかった前部右側のドアに穴を開けてドアノブを差し込み接着したところ、完全に浮いていたデカールと塗装面のスキマに接着剤が染み込み、汚いまだらになってしまいました。
 この時点でホビーショー9日前ですが、修復を敢行。
 なんとか直すことができました。

 最後はいつものごとく駆け足となってしまいましたが、完成です。
 作り始めたのが去年の7月ですので、なんと10ヶ月もかかってしまいました。
 何も手を加えなかったのはプロペラくらいで、とにかく手のかかるキットでしたが、完成してしまえば1/72という大スケールの迫力は他に換えがたい物があります。
 今からキットを入手するのは難しいかもしれませんが、もし手元にあるようでしたら、YSの雄姿を思い出しながら作ってみてはいかがでしょうか?

完成写真はこちら